文字校正という仕事

週末、いきなり文字校正の仕事が飛び込んできました。長野市内の某地区の50年のあゆみ、です。そのため土日は誰もいない仕事場で、ひたすら文字校正を行っています。仕事以外、これといったとりえもなく、熱中できる趣味も持っていない自分にとって、まさにうってつけの仕事かもしれません。特に文字校正は、人のいない早朝や深夜が一番はかどる地味な仕事です。

 

文字校正は大変細かい作業です。誤字脱字あて字などの見逃しは絶対許されません。ですから「この原稿には必ずミスがある」と最初から思い込んで重箱のすみまでつつくように(制作者のアラを探し出すように)しないと見つかりません。会社では自分が専門に日々行っていますが、長年やっていると性格が悪くなる(なっている)と思います。

でもそれは必要悪とでも言いますか、自分に向いている仕事だと思っています。

 

 ちなみに今回は

●話し言葉を書き言葉に
 だったんですが→でしたが  なったんです→なりました  いたんです→いました
 集めちゃった→集めてしまった  えらい苦労→大変な苦労  やっぱり→やはり
 あったんです→ありました  やっていた→行っていた
 いい→よい(したほうがいいと思う→したほうがよいと思う など)

●「である調」を「ですます調」に統一
 遅れた→遅れました 

●「いただく」と「くださる」の表現の違いを統一
 いただく→自分側の行為であれば「してもらう」=「していただく」=謙譲語。
   (例)こちらから依頼した場合「持ってもらう」=「持っていただく」「お持ちいただく」
 くださる→行為の主体が相手側にあれば「くれる」=「くださる」=尊敬語
   (例)相手が自分からしてくれた場合「持ってくれる」=「持ってくださる」「お持ちくださる」



●よく見かけるあて字を平仮名に修正、統一
 分からない→わからない  全く→まったく  全て→すべて  出来ない→できない 
 頂ければ→いただければ  子供→子ども   大人→おとな  人達、自分達→人たち、自分たち
 更に→さらに など

●否定する時に使う形容詞(非常に)を肯定する時に使う形容詞(大変)に修正
 非常にいい傾向→大変よい傾向

●わかりづらい表現をわかりやすく修正
 お陰をこうむっている→恩恵にあずかっている など

●その他
 「少しづつ」→「少しずつ」 公用文や学校教育、新聞では「ずつ」が用いられている
 暖かく声をかける→温かく声をかける
 取組みと取り組みの表記について 単独で名詞っぽく使う場合は「取組み」 
                  その他の場合は「取り組みに向けて」「取り組んでいく」

●確認したい表記(表現)
 ひとり暮らし、一人暮らし、1人暮らし、独り暮らし
 若者が気楽に暮らす→1人暮らし やむを得なく暮らす→一人暮らし 
周囲との関係が希薄→独り暮らし
  ※常用漢字で「独」に「ひとり」という読みが認められたので、
それ以降は「独り」とも書けることになっています。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Woodrow Kriner (水曜日, 01 2月 2017 20:00)


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