オペレーターからグラフィックデザイナーになるには

DTPオペレーターがさらにスキルアップしたり、またグラフィックデザイナーになるにはどうしたらいいでしょうか。それにはまず今まで自分がやってきた仕事を振り返るところからでしょうか。

今まで手がけた仕事、担当した仕事を振り返ってみた時、一体どんな仕事をしていたでしょうか。
キャロットなら、広報・雑誌・チラシ・書籍・記念誌・ポスター・POP・DM・パッケージなどなどいろいろありますが、「自分がレイアウトやフォーマット、体裁、色づかい、を考えて採用された仕事」があるかどうか....。指示書どおりに入力作業をしたことしかない、というのであれば、まずは「自分で考えてデータを組む」という作業に慣れないと、デザインはできません。

今は、オペレーターもモノによってはデザインを行い、デザイナーもオペレーションをする時代ですから、そこにハッキリとした線引きはできませんが、もし本気で「グラフィックデザイナーとして最前線で働きたい」、というのであれは、デザインの現場を学べる学校(日本中によくある●●美術(芸術)専門学校では現場は絶対学べませんので間違えないでください。)で基礎から応用までしっかり学び、さらにデザイン会社でデザイナーのアシスタント(インターン)として色々なデザインに触れる機会をたくさん作り、自分のものにしていくしかありません。

デザイナーという肩書きは、非常に曖昧な存在です。いくら優れた技術があっても他人の評価が低ければ「自称デザイナー」だし、大した能力がなくても納期と物量をこなせる人は「有能なデザイナー」となります。

また人材の移り変わりが激しいのもこの業界の特徴です。なぜなら、DTPの仕事はスキル重視という点が挙げられるからです。まず、スキルが高い方、今後のために勉強をしてスキルアップを常に図っている方はできる仕事の幅も広がり、より良い仕事ができるようになりますし、周りから依頼される仕事も増えていきます。そのため、他の企業でもよりレベルの高い仕事ができたり、待遇が良かったりすれば、そちらに転職するという人も決して少なくはありません。スキル重視の業界だからこそ、人材の移り変わりも激しいと思います。

そうした現状を逆手にとれば、自分の努力次第で、デザイナーになり、そうした関連会社に就職できるチャンスも多い、ということになります。

人材の移り変わりが激しいのは私たちの業界だけではありませんが、その移り変わりにいろいろなチャンスが見いだせるのも私たちの業界です。